一人暮らしを始めることに不安のある人や、金銭的に苦しい人は、ルームシェアという選択肢があります。 何かあったときに誰かいてくれたほうが安心できますし、家賃もワリカンですので経済的にもメリットがあります。
しかしルームシェアの相手が異性の場合、うまく暮らしていけるのでしょうか? 注意すべきことを考えてみましょう。
異性に限りませんが、同居人の素性はよくよく調べておくか、信頼できる知り合いの人に限りましょう。 異性のルームメイトをインターネットなどで募集している人には、肉体関係を目的としている人も少なからずいます。
万一被害を受けたとしても、世間的にはルームシェアをしている時点で自業自得、という風潮があることは否めません。 すべて自己責任となることをよく考えてください。
また、知り合いで恋人ではない異性とルームシェアを始めてから、関係が発展してしまうこともよくあります。
その後一緒に暮らしづらくなったり、お互いに恋人が他にいる場合には深刻なトラブルにもつながります。 「絶対にない」と自分では思っていても、相手はどうなるかわかりませんので、注意が必要です。
何かとリスクを負いがちな異性とのルームシェアですが、女性にとっては防犯上の効果が高かったり、力仕事をやってもらえたりするのでメリットがあることも確かです。 1対1で始めることに不安があるのなら、もう1人加えて3人暮らしにしてみるなどもよいかもしれません。
共用スペースの使い方や家賃の分け方などは最初にきっちりと決めておき、お互いに最低限の気遣いを忘れないようにすれば、うまくいく可能性もあるでしょう。 ともあれ、異性とのルームシェアは、信頼のおける人と自己責任で、ということだけ忘れないようにしましょう。